漢方・和漢を試してみた!
「漢方・和漢」をあなたはどれだけ知っていますか?生活に取り入れていますか?
多くの人が、「なんとなく知っている」「歴史がある」「難しそうでよくわからない」と答えるのではないでしょうか?
漢方は古来より、自然の材料を用い人間が受け継いできた伝承の蓄積です。BEAUTY LIBRARYでは、気軽に生活の中に「漢方・和漢」を取り入れられるよう、様々な「漢方・和漢」アイテムを揃えてみました。
今はとても便利な時代でもあり、ストレスも多い時代。
多くの情報が溢れている今、「漢方・和漢」を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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MENU 1.漢方とは? 2.和漢コスメを集めてみた! 3.「采之汲」を試してみよう。 4.「意一堂」を食する。 5.どんな時におすすめ? |
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①漢方とは?
漢方と聞くとやはり「難しそう」と感じられる方も多いのでは、と思います。
そこでBEAUTY LIBRARYでは「漢方」をかみ砕き、わかりやすくシンプルにご紹介していこうと思います。是非、最後までお付き合いくださいね。
漢方は人間ひとりひとりの体をいわば小宇宙ととらえ、全体のバランス、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」や「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」などを保つことをとても大切に考えています。
まず、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」とは、体を支える大黒柱だと思ってください。
この3本の大黒柱がしっかりと体を支えることで、ストレスや環境の変化、疲れ等にも動じないように健康な状態を保ち、導いてくれます。
この3本の大黒柱がバランスよく支えてくれていれば良いのですが、生活をしていく上でトラブルを抱える柱も生じてしまうことも否めません。
また「気・血・水」と同様に、「五臓」も体を支えていると考えられており、体を大きく5つに分類したものが「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」です。
西洋医学のように特定の臓器や器官など解剖学的な概念だけを指すのではなく、「五臓(肝・心・脾・肺・腎)」は「五行(木・火・土・金・水)」に当てはめて考えられているそうです。
②和漢コスメを集めてみた!
オーガニック&ナチュラルをテーマにしたコンセプトストア「BEAUTY LIBRARY(ビューティライブラリー)」のMD担当として、多くの商品を試し、選定を行っている河内さんに、今回限定で取り扱っている、和漢コスメをさっそく紹介してもらいましょう。
―今回、限定で取り扱っているコスメブランドは何種類なんですか?
河内さん:(以下、敬称略)
今回、限定で取り扱わせていただいているコスメは2ブランドです。
この2ブランドを探し出すのは本当に苦労しました。やはり、ビューティライブラリーとして本当のナチュラルを追求している中で、農薬や保存料等を使用していない化粧品を探すのは難しく、探しに探して、やっとたどり着いたブランドが「采乃汲」と「意一堂」です。他にも限定ではないですが、「寿養茶」や和漢植物を配合している「アンティームオーガニック」等、多くの商品を今回の企画ではフォーカスしています。
―それでは限定ブランドの「采乃汲」からご紹介をお願い致します。
河内:
「采乃汲」は和漢植物の栽培から抽出まで100年以上、研究と改良を重ね続けている中国を代表する漢方メーカー「雲南白薬社」の製品で、天然の和漢植物を贅沢に使用し、中国古来の知恵と現代技術を融合させた、とても贅沢なシートマスクのブランドなんです。あの高級な高麗人参はもちろん、唐沙参(トウシャジンエキス)や益母草(ヤクモリソウエキス)、霊芝(ガノデルマシネンセエキス)や真珠(パール)など、古来より使用されている植物をふんだんに使用しています。
シートマスクって、お顔全体に一度でムラなく美容成分を届け、浸透*1させることができるので、とても効果的なんですよ。 *1 角質層まで
―では次に「意一堂」のご紹介をお願い致します。
河内:
あの真珠粉のブランドです!
「意一堂」は台湾では漢方薬局としてお店を構えており、台湾では望診・聞診・問診・切診(※)を組み合わせた診察を行っていたり、薬膳料理も提供しているそうです。
※漢方独自の診察方法で四診といわれるものです。望診は顔色・舌や皮膚の様子などを目で見た診察、聞診は声やにおいなど聴覚と嗅覚による診察、問診は病歴や体質などをヒアリングする診察、切診は脈やお腹などに触れて判断する診察となります。
「意一堂」の真珠粉は昔からの製造方法を現在も守っていて、ちょっと息を吐くだけでも粉が飛んでしまうほど、非常に細かく、違和感なく食することができます。
本当に粉が細かいからこそ、飲みやすく、継続できるんですね。
―なんだか、すぐにでも使ってみたい衝動に駆られてしまいました!どのブランドも漢方の歴史の知恵を取り入れて、今に至るのですね。
③「采乃汲」を試してみよう!
―では早速試してみましょう!まずは「ラグジュアリーエッセンスフェイシャルマスク」から
河内:
パッケージを開けると、美容液が滴るぐらい、たっぷり入っていてとっても贅沢!
香りはほのかな和漢の香りがするんですけど、強くないので気になりません。これなら、和漢が苦手な方も使いやすい気がします。マスクのシート自体にも厚みがしっかりあって、パックをしている間も乾かなそうで安心ですね。
―10分後経過、使用感は?
河内:
マスクを外した途端、肌がうるおいでモチモチっとした感じです!
手が吸い付くようなしっとり感というんでしょうか、こんなにしっかり潤いを実感できるんですね!
④「意一堂」を食する。
河内:
木箱が漢方を彷彿とさせるブランドですね。
蓋を開けたら飛び散りそうなくらいの細かさに驚きです!この真珠粉は真珠だけを粉砕していて、舌下にいれて食するといいそうですよ。
漢方では真珠は「チンジュ(珍珠)」と呼ばれていて、生薬として使用されているそうです。古くは絶世の美女と称されていたクレオパトラや楊貴妃も真珠を食していたそうですよ。
―どんな味?
河内:
(笑)無味無臭です。口の中ですぐに溶けてしまいました!
だからこそ、様々な食品に混ぜたり、かけたりできるな、と実感しました。これだけ細かければ、味の邪魔もしませんし、何より飲みやすい!これなら、気軽に習慣化できますね!
⑤どんな時にオススメ?
―試してみていかがでしたでしょうか。こんな時に使ったらいい等アドバイスがあれば教えてください。
河内:
「采之汲」のマスクは種類があるので、シチュエーションに合わせて使ってほしいですね。
今日、私が試した「ラグジュアリーエッセンスフェイシャルマスク」は肌の乾燥などのダメージを感じたときや特別な日の前夜にスペシャルなお手入れとしてオススメです。
「ディープナリッシングフェイシャルマスク」と「モイスチャートーンアップフェイシャルマスク」は、デイリーケアとして取り入れていただければと思います。
特に1ヶ月続けてやってみてほしいです。お肌は約1ヶ月で古い肌が剥がれて、新しい肌が生まれるといわれています。もちろん、週に1度や10日に一度でも全く構いませんが、1ヶ月使い続けていただければ、使うたびお肌を整った状態にキープできると思います。
―「意一堂」はいかがでしょうか。
純度100%の真珠パウダーを食する、ってすごいと私は思うんです。その昔、クレオパトラや楊貴妃、さらには西太后も毎日食していたと言われている真珠粉。意一堂さんが漢方薬局を構える台湾では、中国や香港のマダムたちが、純度100%の真珠粉を求めて、はるばる足を運んでいるそうですよ。中国、香港マダムたちは、食したり、化粧水や美容液に混ぜたりして愛用しているそうです。
それだけ、口コミで広がっている真珠粉、是非、皆さまに試していただきたいです。
コロナ渦での生活が続き、私たちの生活にも変化が生じています。
変化は良くも悪くも、エネルギーを消費します。季節の変わり目でもある今、体のバランスを整えるために和漢植物を取り入れたコスメや食品等を試してみるのもいいですね。
まずは気になったものから気軽に手にとってみてはいかがでしょうか!