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ハーブ事典
ハーブの基礎知識

 

ハーブとは、歴史、ハーブの有効成分を生み出す植物の力、ハーブだからできる相乗効果など、ハーブを活用する上で、知っておきたい基本知識をご紹介していきます。

古来から人の身近にあったハーブ。ハーブの持つ歴史や伝承などを紐解くのも楽しみのひとつです。ハーブを楽しみながら、その成り立ちにもぜひ親しんでください。




ハーブの基本知識 MENU

 

1、ハーブとは

ハーブの一般的な定義は、「人間の生活に役に立つ有用植物」です。「健康や美容に役立つ植物」として、活用されています。ハーブの役割は、「自分を保護する」、「自分で治癒させる」ということにあります。原因の根本を探り、不調に向かった体を回復させていき、体をトータルに活気づける力がハーブにはあるといえます。これは、ハーブを使って自然治癒力を高め心と体のバランスをとり戻す、ヨーロッパの伝統医学である植物療法にも通じています。

またハーブ(herb)とは、古フランス語で「草」を意味する<erbe>からきています。医学では葉・根・種・樹脂・樹皮のすべてがハーブとみなされており、料理の世界では葉の部分のみをハーブ、他の部位を「スパイス」と分類しています。
参考文献:専門医が教える体にやさしいハーブ生活、緑の医学、ハーブの秘密



2、ハーブの歴史

太古の昔から人類は病気やケガをすると身の回りの薬草で自らを癒してきました。その歴史をみていきます。

ー 紀元前400年頃 古代ギリシアの医師ヒポクラテス「体液病理説」

経験や観察を重視し、科学的な医学を確立していったのが、紀元前400年頃の古代ギリシアの医師ヒポクラテスでした。ヒポクラテスは「体液病理説」(病気は体液のバランスの乱れから生じるという考え方)のもと、267種類の薬草を用いた記録があります。


ー 1世紀頃 古代ローマの医師 ディオスコリデス「マテリア・メディカ(薬物誌)」

古代ローマの医師ディオスコリデスが「マテリア・メディカ(薬物誌)」で、600種類ものハーブを取り上げました。この本は、16世紀まで薬のバイブル的な存在となります。


ー 2世紀頃 ローマの医師 ガレノス「ガリノス製剤」

ローマの医師ガレノスが考案した薬草の調製法は「ガレノス製剤」という名で今に伝えられ、500種類以上のハーブを用いて種々の製剤を作りました。現在の薬学製剤の基礎となっています。


ー 10世紀 ペルシアの医師 アビケンナ(イブン・シーナ)は錬金術から植物の蒸留法を確立

古代ギリシアから古代ローマへの医学の系譜は、アラビア医学と合流しインド伝承の医学(アーユルヴェーダ)も加味され、ユナニ医学となり発展。ユナニ医学の大成者としては、10世紀のペルシアの医師アビケンナ(イブン・シーナ)で、錬金術から植物の蒸留法を確立させました。こらが現在のアロマセラピーの基礎になっています。


ー 12世紀頃 中世ドイツ女子修道院 薬局の原型の誕生

アラビア医学はユナニ医学の流れとは別に欧州にも使えられ、修道院医学として確立されました。修道院は祈りの場であると同時に学識の場でもありました。また貧しい村民や旅人にとって宿泊可能な病院のような存在であり、臨床医学の実践の場でもありました。中世ドイツの女子修道院長ヒルデガルトの書物には、カモミールやラベンダーなど多様なハーブが体液病理説に基づいて登場するそうです。

また、修道院は外と隔離されていたので、食料のための農園や自然薬のための薬草園が不可欠でした。収穫されたハーブは、乾燥させたり、植物油に漬け込んで成分を溶出するなどして、保存法や調整法が進歩し、薬草加工室や薬剤保管室が揃うことで、現在の薬局の原型の誕生となりました。


ー 15世紀~17世紀前半 大航海時代でのハーブの広がり

アラビア医学では、アッタールと呼ばれる薬種商がハーブやスパイスを扱い、スパイスの宝庫である熱帯アジアとヨーロッパを結び、クローブやコショウなどの交易を独占し、莫大な富をえました。

またイタリアのジェノバ生まれのクリストファー・コロンブスは、サンタマリア号で東方のジパングを目指し、1492年に偶然にも新大陸に漂着します。これを機に大航海時代がはじまり、新大陸からジャガイモやトマト、先住民であるインディオたちの医学に用いられたエキナセアやマレイン、コカの葉などがヨーロッパにもたらされます。日本でもオランダ医学やドイツ医学が、16世紀にスペインやポルトガルの宣教師の来日から鎖国を経て伝えられます。これは、ヒポクラテス医学を源流とする治療法でした。


ー 19世紀~現在 統合医療への活用

19世紀に入ると天然物化学の発展によりハーブから活性成分の単離や合成がすすみます。20世紀に入り1928年には、フレミングがペニシリンを発見して抗生物質の時代がスタートします。その後、人々の生活は変化し、生活習慣病などの慢性病にシフトし、1970年頃から薬害や副作用などの問題も現れ、自然回帰運動として世界中に広がりますが、本格的に時代の方向性を変えるまでには至りませんでした。

現在では、医薬品や手術、放射線の3つを武器にした近代・西洋医学と、ハーブを用いた植物療法や心理療法、音楽表法などの相補・代替療法のいずれも視野に入れ、患者中心の医療を実現していこうという「統合医療」が欧米で普及し、日本でも取組みがスタートしています。



3、植物のパワー

ー 多様な栄養分を自ら作り出す植物

光合成は、植物が光のエネルギーを用いて吸収した二酸化炭素(CO2)と水分からさまざまな有機化合物を作り出すことです。植物は光合成によって最終的には人のエネルギーになる炭水化物・脂質・タンパク質の三大栄養素を、人の生理機能を正常に維持するビタミンを生合成します。さらに、根からカルシウムや鉄などのミネラル(無機質)を吸い上げるとともに、第6の栄養素といわれる食物繊維(ダイエタリーファイバー)も生合成します。


ー 植物の環境適応から生み出される力

――1.植物が自らを守るために生合成する植物化学成分

動物は移動手段としての足があり、生きるためによりよい環境やエサを求めて移動できます。しかし、植物は光合成ができるため移動する必要ありませんが、地に根をはらなければならないため、天候の変化や植物を食べる動物や病原菌などから自らを守らなければなりません。そのため植物は、自らを守る(生体防御機能)を司る植物化学(フィトケミカル)成分を、自ら生合成するのです。第7の栄養素というべき植物化学成分こそが、人に美容・健康をもたらします。これは植物が生き残るために身につけた生命の力であり、その恩恵を私たちは受けているのです。

――2.猛烈な紫外線から身を守る「抗酸化作用」

紫外線による活性酸素から身を守るために、フラボノイドやタンニン、ビタミンなどの抗酸化作用(酸化を抑制する働き)をする植物化学成分を自ら生み出します。さらに、生み出した植物化学成分のビタミンCとフラボノイド、あるいはビタミンCとビタミンEが、互いに抗酸化の相乗効果を発揮します。しかも、強い紫外線で強力な防御をしなくてはならない熱帯などの植物の方がこの抗酸化作用が強くなります。

――3.脅威となる菌や昆虫から身を守る「抗菌作用」

植物は生育環境に菌が増殖したり、昆虫による食害を受けても、根を張っているため移動することでがきません。そのため身を守るための植物化学成分を自ら生合成します。それは、精油やタンニン(渋み成分)、苦味成分などで、生命防御に役立てられています。

精油は強力な抗菌作用を持ち、かつ揮発性があるため、環境を浄化することができます。また、忌避作用で昆虫を遠ざけることもでき、揮発物質を揮散し、仲間の植物に防御をよびかけることもできるそうです。森の中ではフィトンチッド(揮発性抗菌物質)を漂わせ、植物化学成分を情報伝達に利用して植物は身を守っています。


ー 植物化学(フィトケミカル)成分の相乗効果

植物化学成分を摂取するときはできるだけ「丸ごと」摂取した方が有効性と安全性の面で良いといえます。例えば、ビタミンC単体のサプリメントでは、ビタミンCのみの有効性しか得られませんが、ローズヒップを丸ごととれば、ビタミンCとその吸収と効用を高めるフラボノイドが一緒に入っているため、相乗効果が得られるというわけです。


ー 植物パワーを利用する

――1.抗酸化に富む老化防止食として日常的に植物性食品を採る

動物性食品と比較して、植物性食品は植物化学成分を含むため、抗酸化性や抗糖化作用をもちます。野菜や果物に多く含まれる食物繊維、ハーブに含まれる植物化学成分は、老化や生活習慣病の予防を助けてくれます。ただし、植物化学成分はカロリー源にはならないので、生命を維持するうえで重要な五大栄養素をしっかり摂り、毎日の食事をおろそかにしなようにすることが大切です。

――2.ハーブティーやナチュラル化粧品で老化を防止する

植物の細胞が酸素と結びつくことを酸化、細胞と酸素が結びつくことを老化といいます。人が老化しやすいところは、酸素を運ぶ血管と空気に触れる皮膚ということになります。ハーブティを飲んだり、ナチュラル(ハーブ)化粧品を用いたりすれば植物化学成分の抗酸化作用を得ることができます。しかし、酸化は日常的に起こるため、植物の要素をライフスタイルに取り入れること、活性酸素を活性させる要因である、紫外線やストレス、タバコやお酒を控え、リラックスできる環境をつくることが大切です。



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